塩浴着色処理
Salt bath heat treatment
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メイネツの塩浴着色処理
鋼材の機能を向上する塩浴熱処理の技術を応用した弊社独自の特許取得技術を用いて、
ステンレスに酸化被膜を形成することで他の表面処理では得ることのできない
美的価値の高い、複雑で独特な紋様が浮かび上がります。
注意事項
ステンレスに特殊な加工を行うため、従来のステンレスより耐食性が低くなります
熱が生み出す
特有の紋様
染料も顔料も使わず着色されるこの特有の紋様は、
一つ一つ職人が手作業によりその唯一無二の美観を作り出しています。
色味は着色するステンレスの材料によって異なり、朧【oboro】と霞【kasumi】の2色を展開しています。
朧OBORO【SUS304】
夜のような青色に、月明かりをイメージさせる黄色が映えるカラーリング。
色が濃く目立つため、力強さが感じられる。
霞KASUMI【SUS430】
朝日が照らしているようなピンク色が混ざったカラーリング。
パステルカラーのため荒々しさは少なく、優しさを感じられる。
様々な形状への着色が可能。
幅広い使用用途にお応えします。
ヴィンテージ風加工着色処理をした金属板をカフェ内壁の装飾として活用。塩浴熱処理のソルトバスを利用し、独自の着色処理を施しました。
ステンレスのSUS304を利用し、ホテルのレセプション壁を装飾しました。SUS304では朧【oboro】の色が着くため、青が特徴的な仕上がりに。
対応可能なサイズ・重量
最大 Φ500×500
手作業で行うため、手で持てる重量内までになります。
使用用途の制限
着色処理を行うことにより耐食性が低下するため、室内、湿度の低い所での使用を推奨しております。
色味
材質や質量、形状によって異なります。
ステンレス(SUS304、SUS430)
歪み
熱を入れて色をつけるため、薄い素材は形状変化の可能性があります。
コーティング
腐食防止のためコーティングすることを推奨しております。
(推奨コーティング剤塗布後、JIS Z 2371 塩水噴霧試験において72時間クリア)手入れの際に激しく擦るなどするとコーティングが剝がれるため注意が必要です。
着色後の加工
曲げ加工等を行う場合は、着色前に行うことを推奨しております。穴あけ、切断加工は着色後に行えますが、切断面は素地色となるため注意が必要です。また、着色後の溶接加工は着色を阻害する恐れがあります。